環境のこと
私がサーフィンを始めたのは30歳になってからです。実際に仕事で26歳という年齢で初めて東京に住むことになり、仕事の関係で関東のあらゆる土地に訪れるようになりました。
東北出身の人間としては、関東の人当たりは厳しいのだろうと想像していましたが、想像以上に人間は暖かく、自分が無知で型にはまった考えを持っていたんだなと反省する日々でした。
狭い島国、というよりも、同じ人間ですから仕事を通じてですが理解し合えるという環境に大変満足していました。
ただ空気と水に関しては、体質的に肌や器官が弱いせいもあり、育った環境との違いを感じておりました。私が育ったところは、山々に囲まれ、川にはアユやヤマメ・イワナがいて、それをヤスでとるのが夏休みの遊びくらいの環境でしたから。
都会の海に入るようになり、本当に大勢のサーファーや海水浴客の方々が使っている水ですが、最初は体を海水に浸けるのをとても躊躇しました。
人が多いからしょうがないのかと考えてもいましたが、そんな考えではその水はこれ以上透明にはならないのかもという考えに至りました。
だからって私が出来ることは?海水に浮いているビニールやどうしても自然に土に還らないものなど、それらの浮遊物をみると本当にこれを簡単に捨てないようにしたいと思うようになりました。
本当に小さな事からでしかないのです。ハワイのワイキキビーチでも30年前と比べ、砂浜がせまくなっているように、世界のみならず日本のあらゆるビーチでも砂浜が狭くなっているそうです。
ゴミの問題はもちろんのこと、むだなCO2削減のために出来ることをしていきたいと考えています。車で海に訪れる時も、アイドリングや少しの駐車中でもエンジンを止めるという本当に小さな積み重ねが大切だと思います。
私がおばあちゃんになるころに、とんでもなくビーチがきれいになっているとまでは期待はしておりませんが、今現状のビーチを把握して、100年後くらいには今よりもっとみんなが美しい海だと感じられるように、環境保全に貢献できたらいいなと思っております。
