仲間のこと

 仕事で関東に出てきたので、なかなかプライベートで趣味の話や人生観を語り合える仲間は出来ませんでした。

 もちろん仕事では良い仲間に巡り合え、ビジネスにおけるビジョンを語りあったりはしていたのですが、私にとって本当に心安らげる会話が持てたのは、サーフィンを通じて知り合った人々でした。

 それは同じ仕事をしていた主人やその仲間もそうですし、7つ年が離れた妹の結婚相手も偶然宮城のサーファーで、海が共通というだけで、なんだか人生を楽しむ観点が似ているのが心地よく感じております。

 サーフィンを愛するものは海のマナーにあるように、礼儀正しくなければなりませんし、自然の力を自分で理解しなければなりません。

 波のパワーのみならず、それをもたらす大自然の大きな力を考えたら、本当に自分は小さいなと思いますし、生かされているなとも感じるのです。なので私個人としては、本当にサーフィンを始めてから、周りがあっての自分だと感じられるようになりました。

  なにより主人の海に向かう姿勢に共感できるようなってからは、夫婦間のむだな喧嘩やほんとうにむだな言葉も自分の口からは出なくなり、穏やかな生活ができるようになりました。二人で海にいて、マイナスな空気にはならないのがとても精神的にもよいのです。

 妹の結婚相手は、びっくりするくらい無口なサーファーですが、同じ海にいて感じていることが一緒なのか、余計な会話がなくても親戚という絆以上の感情が持てるのです。

 今では子供もでき、サーフィンをしない親戚たちと一緒にみんなで海に行く行事も増えました。みんな海を眺めていると自然と笑顔なのが本当にうれしい今日この頃です。

  サーフィンを通じて、今まで感じることができなかった穏やかな思いや、リラックスして仲間と一緒にいる時間を多く作れるようになったことが本当に幸せで、私の財産だと感じています。